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【車初心者必見】ガソリンの種類をわかりやすく解説!レギュラー・ハイオク・軽油の違いとは?

セルフ式ガソリンスタンドが普及し、ドライバーが自ら給油をすることが当たり前な時代になりましたが、ガソリンと軽油を間違える誤給油の事故が絶えません。 誤給油を防ぐためにドライバーが「レギュラー」「ハイオク」「軽油」の違いを理解し、ガソリンスタンドでの注意点をまとめました。

レギュラー・ハイオク・軽油の違いとは?

EV電気自動車)の本格的な普及にはまだ10年以上かかると考えられており、ハイブリッド車を含めガソリンや軽油を必要とする車には燃料の給油が不可欠です。

ガソリンスタンドで給油する燃料には、「レギュラーガソリン」「ハイオクガソリン」「軽油」の3種類がありますが、どのような違いがあるのか?万が一誤給油した場合に車には影響があるのか?など、車の燃料について詳しく解説します。

元はすべて原油だが生成時の沸点が異なる

車の燃料となるガソリン・軽油の石油製品は、油田から産出された原油を蒸留して生成しますので元は同じです。

原油は製油所の加熱炉で約350℃に加熱し蒸気になって蒸留塔に送られ、蒸気の沸点によって異なる燃料として分けられます。

 ・沸点: 30℃~180℃ → ガソリン
 ・沸点:240℃~350℃ → 軽油

製品ごとに分けられた蒸気を冷却し、再び液体に戻した際のガソリンは「無色」で、軽油は「淡黄色」です。

なぜハイオクは高いの?レギュラー・ハイオクの分類は「オクタン価」で決まる!

ガソリンにはレギュラーとハイオクがありますが、この違いはガソリンの性質を表す「オクタン価」の違いで、オクタン価は数値(最高100)が高いほど「ガソリンが自己着火しにくく」、「ノッキングが起こりづらく」なる性質をもっています。

オクタン価とは、ガソリンに含まれる成分の一つである「イソオクタン」の割合を表しており、日本のガソリンにおけるオクタン価は以下の通りです。

 ・レギュラーガソリン:89以上
 ・ハイオクガソリン:96以上

オクタン価が高いと着火性が低いので、エンジンのシリンダー内でピストンが一番上に上がった時点で点火し、ピストンが下がりきったところで爆発が終了するという、理想的で効率がいい燃焼を実現してノッキング現象を抑えます。

またハイオクにはエンジン洗浄成分が混合されており「ハイオク」の方が高価です。

ガソリン、燃料に関連する記事はこちら

レンタカー利用時にどの燃料を入れればいいか分からない!見分け方は?

自動車用軽油は黄緑色だった(艦船用はすごく薄い黄色)
なお、A重油と灯油には軽油識別剤クマリンが混ぜてあるので紫外線を当てると黄緑色の蛍光を発して、後からわかるからくれぐれも車の燃料タンクに灯油入れないようにとな

— 新米先達mayan (@mayan1969)

愛車であればどの燃料を給油すればいいかわかりますが、はじめて乗るレンタカーではどの燃料を給油したらいいのかわからないことがあります。

ガソリンと軽油は間違えないように、ガソリンにはオレンジ色系統(ガソリンによってはピンク色に近いものもあり)に着色してあります。

ガソリン(レギュラーとハイオク)はオレンジ色系統なので、生成時から淡黄色の軽油と色で見分けることができますが、ガソリンスタンドでの給油時に燃料の色を確認することは難しいでしょう。

給油口を開けると一発でわかる!

レギュラー指定のラベル

ハイオク指定のラベル

給油する燃料の種類がわからないときは、給油口のふたを開ければふたの裏や給油口キャップまたは給油口の近くに、燃料の種類を示すラベルや記載を確認することで、燃料の種類がすぐにわかります。

主なラベル(または記載)は以下の通りです。

 ・レギュラーガソリン:「レギュラー」「無鉛ガソリン」
 ・ハイオクガソリン:「ハイオク」「無鉛ハイオク」「プレミアム」
 ・軽油:「軽油」「ディーゼル」

【要注意】軽自動車に「軽油」はNG!

「軽自動車」「軽油」という名前から軽自動車に軽油を給油すると勘違いしている人が多いため、ガソリンスタンドによっては注意書きや「軽油」ではなく「ディーゼル」と表記している場合もあるぐらいです。

軽油はディーゼルエンジン車の燃料であることを忘れないようにしましょう。

車に指定以外の燃料を入れるとどうなる?それぞれ解説

燃料指定車と燃料の関係
レギュラーを給油ハイオクを給油軽油を給油
レギュラー指定車×
ハイオク指定車×
軽油指定車××

車に指定以外の燃料を給油するとどうなってしまうのか?それぞれの給油パターンにて解説します。

レギュラーガソリン指定の車

ハイオクを入れた場合

レギュラーガソリン指定車はオクタン価の低いレギュラーガソリンを使用して、ノッキングが発生しないように設計されており、ハイオクガソリンを入れてもとくに問題はないでしょう。

軽油(ディーゼル)を入れた場合

軽油を間違って給油しても燃料パイプにガソリンが残っているので、とりあえずエンジンはかかりますが軽油はガソリンほど気化しないので、走行中に不完全燃焼による点火プラグの汚れによってエンジンが停止します。

どれくらいの距離を走れるかはタンクに残っていたガソリン残量による軽油との濃度割合によります。

エンジンが停止した後は燃料・エンジンオイル・点火プラグの交換などの整備で済む場合が多いようです。

ハイオクガソリン指定の車

レギュラーを入れた場合

ハイオク指定の車は高いオクタン価の燃料で性能が発揮できるように設計されており、オクタン価が低いレギュラーを給油すると「ノッキングの発生」「出力の低下」「燃費の低下」などが発生する可能性があります。

また高性能車のハイオク専用エンジンでは、レギュラーを給油するとエンジンの破損や火災につながる可能性もあるため、ハイオクガソリン指定車・専用車にはレギュラーガソリンを給油しないようにしましょう。

軽油(ディーゼル)を入れた場合

レギュラーガソリンに軽油を誤給油した場合と同じ症状です。

軽油(ディーゼル)指定の車

ガソリン(レギュラー・ハイオク)を入れた場合

ガソリンを誤給油しても残っていた軽油と混合されるのでエンジンの始動はできますが、馬力が落ちて白煙混じりの排気ガスが出るようになり、噴射ノズルが故障しエンジンが停止します。

ディーゼルエンジンの乗用車に用いられる分配型噴射ポンプの多くは、燃料(軽油)でポンプを潤滑するため、ガソリンが混入すると故障します。

トラックの列型ポンプはエンジンオイルで潤滑されるので噴射ポンプの故障はありませんが、馬力の低下につながり最終的にはエンジン停止に至りますので誤給油は注意しましょう。

レンタカーは要注意!レギュラー・ハイオク・軽油の違いをしっかりと覚えておこう

給油ノズルの色に注目!

燃料の誤給油はその組み合わせによっては深刻な状態になる可能性がありますので、普段乗り慣れていないレンタカーでの給油には十分な注意が必要です。

そのためにはレギュラー・ハイオクと軽油の違いをきちんと認識して、セルフガソリンスタンドでの給油ノズルの表記と色を記憶しておきましょう。

日本の一般的なセルフ式ガソリンスタンドでは、燃料によって給油ノズルが色が分けられています。

 ・レギュラー:赤
 ・ハイオクは:黄色
 ・軽油(ディーゼル):緑色

給油口を開けて指定燃料のラベル・表示が汚れてたり破損して確認できない場合は、セルフ式ガソリンスタンドの店員さんを呼んで確認してもらいしょう。

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この記事の執筆者

宮代ツトムこの執筆者の詳細プロフィール

10代前半、1970年後半のスーパーカーブームで感化され、未だにその熱が覚めず現在に至っています。 特にヨーロッパ車の文化と歴史、デザインに魅了されました。 車のイベントやツーリングには積極的に参加し、車談義をしながら車に対する思いを語り合う至福の時間を過ごすことが大好きです...

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