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【超高級車】ロールスロイスファントムの価格は?性能やカスタム・所有者についても

ロールスロイスが販売する「ファントム」は、世界最高レベルの高級サルーンです。パワートレインには6.7LのV型12気筒エンジンを搭載し、基本価格は5,000万円を超えます。そこで今回は、そんなファントムの性能や価格、歴史やカスタム、所有する有名人まで紹介します。

ロールスロイス ファントムとは?

現行型ファントム

ファントム(Phantom)とは、ロールスロイスが販売している高級車です。

ファントムの名を冠する車は、1925年から1991年までに全6世代が展開されたモデルと、BMW傘下となったロールスロイスが2003年から販売している現行モデルの二つに分けられます。

本記事で主に紹介するのは、世界最高レベルの高級サルーンと称される現行モデルのファントムですので、次の項からその詳細を見ていきましょう。

ファントムのデザイン

現行型のファントムは、歴代のファントムと同様にパルテノン神殿をモチーフとしたフロントグリルを持ち、ロールスロイスの象徴である「スピリット・オブ・エクスタシー」も取り付けられた、高級車らしい堂々とした佇まいを特徴としています。

ドアは乗降性に優れた観音開き(コーチドア)となっていて、ボタン一つで開閉可能です。

ボディタイプは通常のSWBの他、ホイールベースを延長して室内空間を広くした「EWB(Extended Wheel Base)」や2ドアクーペの「ファントム・クーペ」、オープンカータイプの「ファントム・ドロップヘッド・クーペ」が存在しています。

スピリット・オブ・エクスタシーとは?

ファントムの内装

ファントムの内装は、ショーファードリブンと呼ぶに相応しい高級感を持っています。

静粛性も非常に高く、高品質のオーディオから流れる音楽を聴きながら極上の快適ドライブを楽しみつつ、取引相手との商談をうまくまとめることも可能です。

室内装備はオーナーの要望によってさまざまなカスタムを施すことができ、ビジネスマンであればパソコンを設置したり、政府要人が乗るのであれば防弾ガラス仕様にもできます。

お金さえあれば、ファントムは家すら超える快適な空間をもつことができます。

ファントムのパワートレイン

ファントムには、6.7LのV型12気筒というハイパワーのエンジンが搭載されています。

駆動方式はFR(後輪駆動)で、トランスミッションは8速ATの設定です。

試作段階では、9.0LのV型16気筒というとんでもないエンジンが搭載される計画でしたが、オーバースペックになると判断され3基だけ試作されて計画自体は却下されました。

試作されたエンジンの内、1基は「Mr.ビーン」などで知られる俳優のローワン・アトキンソン氏が譲り受けていて、氏が所有するファントムに載せ換えられています。

ファントムの基本スペック

・ファントム 車体寸法・車両重量(ノーマル/EWB)
全長:5,840/6,090mm
全幅:1,990mm
全高:1,655mm
ホイールベース:3,570/3,820mm
車両重量:2,660/2,770kg

駆動方式:FR
トランスミッション:電子制御8速AT

・ファントム エンジン性能
種類:V型12気筒DOHC
総排気量:6,749cc
最高出力:338kW(460PS)/5,350rpm
最大トルク:720N・m(73.4kgf・m)/3,500rpm
最高速度:240km/h(リミッター制御)
0-100km/h加速:5.9秒

ロールスロイス ファントムの要点1:価格

すでに製造は終了!販売終了も近い?

・ファントム SWB:51,670,000円(税込)
・ファントム EWB:59,950,000円(税込)
・ファントム クーペ:56,040,000円(税込)
・ファントム ドロップヘッド・クーペ:59,270,000円(税込)

これはあくまでも基本価格であり、オーナーの希望に沿った独自のカスタムを施した場合、際限なく価格は上昇していきます。

現行モデルのファントムの製造は2017年の1月をもって完全に終了しているので、いずれは販売も終了することになるでしょう。そのため、新車で現行のファントムを購入したい場合、急いだ方がいいかもしれません。

中古車ですら平均価格が2千万円を超えます。

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平均価格 2579.3万円
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ロールスロイス ファントムの要点2:歴史

ファントム1 1925~1931年

ファントム1が登場したのは、1925年のことです。

発売当初は「ニューファントム」という車名で販売され、価格はシャシーのみで1,850ポンド(現在の日本円に換算すると約4,440万円)、エンジンには7.7Lの直列6気筒を搭載していました。

当時のロールスロイスの主力車種「シルヴァーゴースト」の後継車種として開発されたニューファントムは、シルヴァーゴーストの基本設計を踏襲しつつ強力なエンジンを搭載することで性能の向上を図っています。

ファントム1という車名は、1929年に「ファントム2」が発売されたことで付いた車名です。

ファントム2 1929~1935年

ファントム2は、1929年に登場しました。車名にはファントムと付いていますが、実質的にはロールスロイスが1929年まで販売していた「トゥウェンティー」の拡大版と言えるモデルになっています。

車高はファントム1より低く、エンジンには7.7Lの直列6気筒を搭載しています。
ファントム2には、ショートホールベースモデルとロングホイールベースモデルが存在しており、それぞれ1,850ポンドと1,900ポンドの価格で販売されました。

創業者のフレデリック・ヘンリー・ロイスも愛用

画像のファントム2は、1931年に登場したコンティネンタルモデルと呼ばれる上級車種で、純粋なスポーツカーですら及ばないレベルの走行性能を持っています。

また、乗り心地や静粛性の面でもレベルが高く、ロールスロイスの創業者であるフレデリック・ヘンリー・ロイスもこのモデルを愛車にしていたそうです。

ファントム3 1935~1939年

ファントム3は、1935年に登場しました。7.3LのV型12気筒エンジンを搭載し、ファントム2と比較して約12%出力が向上したそうです。

本車は強力なエンジンを搭載しながらもその静粛性は驚くほど高く、アイドリング状態であればボンネットに耳を近づけても無音で、空ぶかしをしてもファンの音以外は雑音が聞こえないとされています。

また、サスペンションにはロールスロイスで初の独立懸架方式を採用しました。

販売価格はシャシーのみで1,900ポンド、8種類のボディタイプから選択することができ、第2次世界大戦の影響で製造が中止されるまでの間に715台が生産されました。

ファントム4 1950~1956年

ファントムⅣは、1950年に登場しました。

第1号車が当時のプリンセス・エリザベス(現イギリス女王)のために製造された本車は全部で18台しか製造されていなく、そのすべてが各国の王室や国家君主のために製造されています。

そのため、民間人ではどれだけお金を積んだとしても販売を断られてしまいました。

また、ロールスロイスで唯一の直列8気筒エンジン搭載車となっています。

ファントム5 1959~1968年

ファントムⅤは、1959年に登場しました。ファントムの名を冠してはいますが、その実態はロールスロイスが1959年まで販売していた「シルヴァーレイス」の後継車に近いものとなっています。

6.2LのV型8気筒エンジンを搭載し、トランスミッションは4速ATの設定で、最高速度は165km/hを超えます。それでいて車内の静粛性も高く、乗り心地も重厚にしてフラットだったそうです。

最終的な製造台数は516台でした。

ファントム6 1968~1991年

ファントム5は、1968年に登場しました。エンジンには6.8LのV型8気筒を搭載し、トランスミッションは3速ATの設定です。

重厚感のあるどっしりとした見た目通り車両重量が約2.8トンもある重い車ですが、強力なエンジンを搭載することによって最高速度は175km/hに達します。

ファントム5は374台しか製造されていない?!

約23年間に渡って製造されたファントム5は、多くの人がロールスロイスと言われて思い浮かべるモデルであり映像作品に登場する機会も多かったのですが、その製造台数は以外にも少なくわずか374台しか製造されていません。

現行のファントムが発売されたのは2003年のことであり、1991年にファントムⅥの製造が終了してから、再びファントムの名が復活するまでに、約12年という歳月が経っていたのです。

ロールスロイス ファントムの要点3:カスタム

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ファントムは、すべての車両がオーナー独自のカスタム車と言っても過言ではありません。

ロールスロイスはオーナーの要望を細かく聞いて、予算に合ったカスタムファントムを職人による手作業で組み立てています。

ロールスロイス ファントムの要点4:所有者

超高級車であるファントムは、その所有者も当然お金持ちに限られます。

そんなファントムを所有できるお金持ちの中には、日本人なら誰もが知っているあの有名人も含まれています。

ビートたけし(北野武)

日本ではお笑いの大御所、世界では映画監督として知られるビートたけしさんもファントムを所有しています。

たけしさんは車好きとしても有名で、同じく芸能界の車好きとして知られる所ジョージさんとは深い親交があります。

志村けん

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バカ殿で有名な志村けんさんも、ファントムを所有しています。ファントム以外には、ベンツやキャデラックも所有しているそうです。

ただ、志村さんは免許を持っていないそうなので運転はすべて運転手がやるそうです。ファントムは元々そういった用途の車ですので、正しい使い方をしています。

美川憲一

「さそり座の女」で知られる演歌界の大御所、美川憲一さんもファントムの所有者です。

1965年のデビュー以来数々のヒット曲を歌い上げた美川さんであれば、ファントムを買えるぐらい稼いでいても当然だと言えるでしょう。

ロールスロイス ファントムは世界最高の高級車

基本価格が5千万円を超えるファントムは、一般庶民ではとても手の届かない車です。まさに、世界最高レベルの高級車と言っても過言ではありません。

ここまで高い車が売れるのもロールスロイスがひとえに品質を向上させ続けてきたからであり、一切の妥協を許さない車づくりが世界中のセレブから高く評価されているということです。

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