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ポルシェより速い「世界最強・最速の軽自動車」ホンダ・トゥディの歴史まとめ

ポルシェやベンツ、レクサスなど名だたる暴れ馬たちが参加するレースの中で見慣れたフォルムの車が走り回っています。引けをとることはなく、むしろ置き去りにするような加速、コーナーでの果敢な攻めです。この車はホンダのトゥディという車種です。そこで今回は、そのトゥディの輝かしい歴史をまとめて紹介します。

ポルシェより速いって本当?

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国産車トップクラスの性能を誇る車や、1000万円を超える高級な外車スポーツカーが一堂に会するカーレースの無差別級バトル「Tipo Overheat Meeting」の中に660㏄の軽自動車「ホンダ トゥデイ」あります。

きっと会場中、誰もが驚き、応援していたと思います。

結果は2014年度のレースで、なんと総合2位でした。そして国産車クラスでは第1位という偉業を打ち立てたのです。

誰がこんなモンスター軽を生み出したのか?

そのJW系トゥディの正体は、岡山県にある個人経営のホンダ販売店、岡山ホンダオートさんが趣味でレース用に車両を改造していたものです。

もちろん改造といってもちゃんとナンバーがついた公道を走行可能な車です。

個人経営のオーナーが車をチューニングしているというのは珍しいことではないですが、ここまでくるともはや趣味というより偉業の域に達しています。

どうして速いの?

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E07Aエンジン

元々NAのE07Aエンジンに、IHI RHF5タービンを組み合わせたボルトオンターボチューンでした。

S07Aターボエンジン

このエンジンは、ホンダ N-BOXやN-ONE、N-WGNなどに搭載されているエンジンです。長所は軽量でコンパクト、低回転域での10.6kg/mものトルクを発揮できるという点で、一般的な街乗りとなると問題はありません。

この驚くべき走行性能を引き出しているのはもちろん、車の心臓部であるエンジンによるものです。ホンダのF1スピリットによって開発された「E07Aエンジン」はレース走行も視野にいれていて、250馬力もの出力を見せてくれます。

後継機のNシリーズに多く搭載されていった「ただ省燃費だけを目指して開発されたS07Aターボエンジン」とは、性能において一線を画しているというわけです。

どうしてこれほど活躍できたの?

それほど新しくもない、むしろ古いぐらいの昭和生まれのトゥディが、2014年のレースでどうしてこれほど活躍できたのか気になる点です。

これは一重に、現行のN-ONEよりも旧規格JA系/JW系トゥディの方が、チューニングにおいてより自由度を有していて、アルトワークスなどと同じようにチューニング次第で性能を大きく飛躍させることができるということに起因します。

またこのエンジンのポテンシャルを支えるタービンは、軽自動車に使用できるものとしては最大級のサイズです。S07Aターボエンジンのように、多少のブーストアップで壊れるような脆いエンジンでは到底これを装着することはかないません。

車重が後継車よりも100kg以上軽い

また車重が後継車よりも100kg以上軽く、低重心となっています。つまり車体の軽量さを生かしたコーナリングでの速度維持に定評があり、直線ではぶっちぎることはできずともコーナーで名だたるスポーツカーに追いついてくるという展開が、ここ2、3年のレースでは多く見られました。

気になる2015年のレースの結果は?

Tipo Over Heat Meeting ホンダオート岡山 1号車 バトルロイヤルスプリントトロフィー 決勝 クラッシュ

カーブで、長年の宿敵ポルシェに一発食らいクラッシュしてしまったトゥディです。

軽自動車マニアたちの視線を釘付けにしていただけに本当に残念です。車の可能性を感じさせてくれるこの挑戦を応援しながら、また来年に期待しましょう。

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