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【裏情報】復活したロータリーエンジンとは?メリット・燃費・仕組み・音・マツダの問題など

スカイアクティブRの登場とMazda RX-VISION

スカイアクティブとは

マツダの新世代の製品開発に伴った最先端の技術全般を指す、
スカイアクティブ。「常識を打破する志と最新技術をもって課題解決に取り組む」という意味が環境性能とパフォーマンスの両立という理想とセットで込められています。

マツダのCX-9に搭載されているSKYACTIV-G2.5Tが米国の10ベストエンジンに選出されるなど注目されています。

昨今特に注目されているのが、このスカイアクティブの第二世代であるスカイアクティブ2の中の「HCCI(Homogeneous-Charge Compression Ignition)」という技術です。

この技術は言わば、ディーゼルとガソリンの中間の技術で、ガソリンエンジンなのに点火プラグを必要とせず、自己着火で完結する技術です。

混合気が自己着火しガソリンが効率的にきちんと燃焼するこの技術がロータリーエンジンの最大の難点である、燃焼室の変化と点火プラグのずれを解決し、排ガスと燃費という壁を打破してくれるかもしれないのです。

まだまだ混合気と吸気の温度や噴射量の制御に問題はありますが、この「 HCCI」によってロータリーエンジンの新たな地平が開けることを願わずにはいられません。

ロータリーエンジンのハイブリット化?

最近では、環境への配慮などの観点から規制も厳しくなり、燃費効率の悪いロータリーエンジンのハイブリット化すると言われています。

しかし、重さという観点からみるとハイブリット化は重量増加が激しく、マツダの理想とする本来の走りができなくなってしまいます。そのためハイブリット化を断念したとの噂も。

【最新情報】三菱製電動ターボ採用でハイブリット化確定?

前述したように、スカイアクティブRは重さなどの問題点からハイブリット化は断念したとの噂でしたが、三菱重工製の2ステージを採用し、「ロータリーエンジンと電2ステージ」のハイブリットロータリーエンジンとなるようです。

今のとこを詳細については明らかにされていませんが、パワーの向上と燃費性能の向上の両方を実現した、とんでもないエンジンとなりそうです。

Mazda RX-VISIONとは

第44回東京モーターショーで時代に再び姿を現したロータリーエンジン搭載車。

魂動デザインとともにマツダが時代の寵児であることを日本中、いや世界中に示しました。

異様なロングノーズはロータリーエンジンのコンパクトさとの矛盾も合間って大きな疑問を抱かずにはいられません。

マツダの代表取締役社長兼CEOである小飼 雅道は「本日このマツダスタンドで、私たちが描いた夢について、皆さまとお話しできることを楽しみにしております。今後もマツダは、お客様と深い絆で結ばれたオンリーワンのブランドを目指して挑戦を続けてまいります。」と述べています。

多くのユーザーに愛されているロータリーエンジン。ボンネットにエアインテークがついているFDの人気も高いです。

マツダの特許申請で本格的に開発に着手!

2016年3月24日にマツダが一気にロータリーエンジンに関する特許を出願しました。

この特許の内容を見てみると、主に燃焼室の形状を変えることによって、燃焼効率を上げ、燃費を向上させようというもののようです。

そしてここでもう一つ注目なのが、ロータリーエンジン関係の特許の中に気体燃料、つまり水素燃料に関する特許も出願されているということです。

これはRX-8の排ガス規制の件を考慮して、この規制をパスするために水素ロータリーエンジンの開発も視野に入っていることを表しています。

実際に乗ってみたい!車種と中古車価格は?

コスモスポーツ(1967年:200万円程度)

世界初のロータリーエンジンを搭載した量産車。

市販する前の1964年の第11回東京モーターショーにて、マツダの松田恒次社長がこのコスモスポーツに実際に乗って、マツダの本社がある広島から爆走してきたのは当時とても効果的なプロモーションになりました。

ちなみに余談ですが、当時のマツダはロータリーエンジンの開発に没頭しており、パークウェイというマツダのマイクロバスにまでロータリーエンジンを搭載していました。低回転のトルク効率の悪いロータリーエンジンをバスに搭載するなんて、当時のロータリーエンジンへのマツダ社の熱量が伝わってきます。

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サバンナ RX-7(1978年:180万円程度)

ロータリーエンジンを意味する「R」と未来を意味する「X」の名を冠した、マツダのスポーツカー。

石油危機による燃料高騰や公害問題による排ガス規制など、燃費の悪いロータリーエンジンが淘汰されるかと言われていた中、マツダの技術者たちの尽力により登場したのがこのRX−7。

1991年のル・マン24時間耐久レースでRE車が総合優勝を果たすなど、世界にその存在を知らしめました。ワイルドスピードでの登場も記憶に新しい世界から愛される名車です。


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本日の在庫数 5
平均価格 338.3万円
本体価格 199.9〜100000万円
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RX-8(2003年:300万円程度)

総排気量1.3リッターのNAエンジンとして新世代ロータリーエンジン「RENESIS」を搭載したRX−7に続いて販売されたスポーツカー。


小型・軽量・高性能を兼ね備え、ロータリーエンジンの性質を十分い発揮しながらも、本格スポーツカーにして4ドア4シーターを備える」という夢のような期待として満を持して登場しました。

しかし前よりも格段に燃費がよくなり、海外からも高い評価を得ていたにも関わらず、やはり時代の流れには逆らえず販売中止。

この間に水素燃料を活用したRX-8ハイドロジェンREが発売されたことをご存知の方も少ないかもしれません。エコカーブームに馴染めない多くのファンから惜しまれながらも市場からは姿を消しました。

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本体価格 100〜100000万円
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マツダのプライドをかけた戦い

2017年、マツダにとってロータリーエンジン開発50周年になるこの節目の年。初代ロータリーエンジン搭載車コスモスポーツが発表された時に行われていたのは前回の東京オリンピック。次の東京オリンピックも着々と近づく中、いよいよ次世代機RX−9が新型ロータリーエンジン16Xを提げて登場するのではと言われています。

また、2015年にマツダはトヨタとの技術提携を発表しました。この提携の理由のひとつとして、トヨタはEVFCVなどの未来車開発に集中したいから、従来の内燃機関の技術をマツダに補ってもらおうという意図があると言われています。それほどまでにマツダのエンジン技術は卓越したものなのです。

将来的にはこの2社の技術の結晶として水素燃料のロータリーエンジン車も実現するでしょう。これからもロータリーエンジンの開発から目が離せません!

おまけ

細部までかなり精巧に作り込まれたこの紙エンジン。

ローターやギア、クランクシャフトに至るまで紙で出来ているまさに神業。実際に高速回転するその様はまさにロータリーエンジン。

ロータリーエンジン独特のロータリーサウンドのようなものも再現されています。

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