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ホンダ新型CR-V発売!ハイブリッドモデル&7人乗り設定で復活
ホンダはCR-V新型モデルを2018年8月31日から発売しました。初のハイブリッドモデルを採用、ガソリン車では3列シート7人乗りモデルを採用するなど注目要素が目白押しです。満を持して復活した新型CR-Vの価格やスペックなど詳細情報をお伝えします。
この記事の目次
ホンダ新型CR-Vが8月31日から発売開始!ハイブリッドは11月1日
2018年8月30日、ホンダは新型CR-Vを日本で発表しました。ガソリンモデルの発売は8月31日、新たにラインナップされるハイブリッドモデルの発売は11月1日となります。
2016年8月に販売終了となっていたCR-Vですが、今回の復活で5代目に。
デザイン、プラットフォーム、パワートレーンなどすべてを刷新し、1.5Lターボのガソリン車のほか、CR-Vでは初となる2モーターハイブリッドシステム「SPORT HYBRID i-MMD」を搭載した2.0Lハイブリッド車もラインナップします。ホンダの先進安全技術「Honda SENSING」は全タイプ標準装備です。
また、ガソリン車、ハイブリッド車、共にFFと4WDが設定されたほか、ガソリン車には新たに3列シート7人乗り仕様も設定されました。
新型CR-Vの日本仕様モデルについて、デザインやスペック、価格などを紹介します。
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ホンダ CR-Vとは?
ホンダのCR-VはホンダのSUVです。SUVでありながら空力性能が非常に高いことでも魅力的な車です。2015年モデルは海外では「SUVオブザイヤー2015」を受賞するほど人気の一台でした。
CR-Vは1997年にアメリカで発売されてからというもの、20年以上も人気SUVとしてベストセラーとなっていました。中国では2004年に都市型SUVの先駆けとして発売されて以来、これまで累計約150万台が販売されました。
海外とは反対に、同SUVラインナップでヴェゼルが日本国内販売台数が1位になったのに対して、CR-Vはトップ10圏外と伸び悩み、2016年8月に日本販売終了。
今回、ホンダは新型CR-Vのティザーサイトで「Back To Japan」と、新型CR-Vの日本発売・日本復活を印象づけていました。
過去モデルのCR-Vについてさらに詳しく知りたい方はこちら
米国市場でも評価の高いクロスオーバーSUV!ホンダの新型「CR-V」の優れた性能とスペックとは?
ホンダ新型CR-Vの新車販売価格とグレード構成
グレード | 乗車定員 | パワートレイン | 新車車両価格(税込み) |
---|---|---|---|
EX | 5名 | 1.5Lターボ+無段変速AT | 323万~345万円 |
7名 | 342万~363万円 | ||
EX・Masterpiece | 5名 | 359万~380万円 | |
7名 | 381万~403万円 | ||
HYBRID EX | 5名 | 2.0L i-MMD+無段変速機 | 378万~400万円 |
HYBRID EX・Masterpiece | 415万~436万円 |
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ホンダ新型CR-Vのボディカラーラインナップ
新型CR-Vのボディカラーは全6種類となっています。(以下参照)
プラチナホワイト・パール ※
ルナシルバー・メタリック
クリスタルブラック・パール
ルーセブラック・メタリック ※
ミッドナイトブルービーム・メタリック ※
プレミアムクリスタルレッド・メタリック ※
※は有料色
アメリカンマッスルな外装デザインとボディサイズ
新型CR-Vのフロント
新型CR-Vのリア
デザインもダイナミックな存在感とこだわりの上質感が特徴で、先代モデルよりも高級SUV色が色濃く感じられます。
また、グローバル展開しているCR-Vは、日本仕様も北米仕様とほぼ同じ。北米仕様の新型CR-Vは「Solid Wing Face」と呼ばれるフルHDヘッドライトとオートシャッターを搭載したフロントグリルが特徴的です。
ホンダ新型CR-Vのボディサイズ
CR-V 2016年日本仕様モデル | 新型CR-V 日本仕様モデル | |
---|---|---|
全長 | 4,535 | 4,605 |
全幅 | 1,820 | 1,855 |
全高 | 1,685 | 1,680~1,690 |
ホイールベース | 2,620 | 2,660 |
車両重量 | 1,460 | 1,520~1,700 |
乗車定員 | 5 | 5 |
[単位]全長・全幅・全高・ホイールベース:mm 車両重量:kg 乗車定員:人 |
新型CR-Vは2016年モデルよりもひとまわり大きなサイズ。先代モデルからロードクリアランスを40mmアップ、ホイールベースも延長してサイズアップが図られています。
インテリアは上質さを追求、7人乗りもラインナップ
新型CR-Vのコックピット
HYBRID EX インパネ(ブラック)
HYBRID EX・Masterpiece インパネ(ブラウン)
フロントディスプレイ表示イメージ
新型CR-Vのコックピットは、基本的なレイアウトは先代モデルからほぼ変更されていないように見えます。
しかし、ディスプレイやインパネ内計器などは最新モデルへと変更され、デジタルメーターディスプレイも先進的なデザインとなっています。
新型CR-Vのシート
EX・Masterpiece インテリアイメージ7人乗り(ブラウン)
シートは3種類用意
新型CR-Vの内装は、外装と同じく高級感のある仕上がりです。ウッド調使いの内装はブラウンの本革シートと相まって車内が明るく見えます。
シートは「ブラック ファブリックシート」「ブラック 本革シート」「ブラウン 本革シート」の3種類が用意されています。
また、ガソリンモデルには3列シート7人乗りモデルが設定されたことで、シリーズとしては5人乗りと7人乗りの構成となりました。
新型CR-V 7人乗り仕様車(ガソリンモデルのみ)
新型CR-V 5人乗り仕様車
国産ホンダ車初の「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」を採用
ハンズフリーアクセスパワーテールゲート
新型CR-Vは、国産ホンダ車初の「ハンズフリーアクセスパワーテールゲート」を採用しています。これにより、足先をリアバンパー下のセンサーにかざすだけでテールゲートを開閉することが可能です。
さらに、ボタン操作による開閉途中での一時停止機能や、テールゲートの開く高さを任意の位置で記憶させられる高さ設定機能も搭載しています。
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パワートレインは1.5Lターボと2.0Lハイブリッド
2.0LアトキンソンサイクルDOHC i-VTECエンジン
新型CR-Vはガソリンとハイブリッドの2モデルです。
ガソリン車のパワートレインについては、1.5L VTECターボと発表されました。従来の1.5L VTECターボをさらにパワフルに改良し、2.4Lエンジンを凌ぐ加速力とリーズナブルな維持費を両立します。
ハイブリッド車に関しては、2モーターハイブリッドシステムである「SPORT HYBRID i-MMD」を採用。ラインナップするのは2.0Lエンジンです。
今回の新型CR-Vでは、このSPORT HYBRID i-MMDシステムに初の4WDを設定。電子制御で前後輪の駆動力配分を行うリアルタイムAWDにより、雪道での発進やコーナリング、登坂での優れた走破性を実現しました。
ホンダ新型CR-Vのパワートレインスペック
1.5L 直噴ターボエンジンスペック
エンジン種類 | 直噴ターボエンジン |
---|---|
排気量 | 1.5L |
最高出力 | 140(190)/5,600 |
最大トルク | 240(24.5)/2,000-5,000 |
トランスミッション | CVT |
駆動方式 | 4WD |
使用燃料 | レギュラー |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
2.0L 2モーターハイブリッドシステム エンジンスペック
エンジン | 種類 | SPORT HYBRID(スポーツ ハイブリッド) i-MMD |
---|---|---|
排気量 | 2.0L | |
最高出力 | 107(145)/6,200 | |
最大トルク | 175(17.8)/4,000 | |
モーター | 最高出力 | 135(184) |
最大トルク | 135(32.1) | |
トランスミッション | E-CVT | |
駆動方式 | 4WD | |
使用燃料 | レギュラー | |
[単位]最高出力:kW[PS]/rpm 最大トルク:N・m[kgf・m]/rpm |
SPORT HYBRID i-MMDにより、走行状況などに応じて「EVドライブモード」「ハイブリッドドライブモード」「エンジンドライブモード」の3つのモードをシームレスに切り替えることができます。
ホンダ新型CR-Vの燃費
ガソリンモデル | ハイブリッドモデル | |
---|---|---|
JC08モード燃費 | 15.8 | 25.8 |
WLTCモード燃費 | - | 21.2 |
[単位]km/L |
ガソリンモデルの燃費は15.8km/Lと、中国仕様車(16.1km/L)とほぼ近い数値に。ハイブリッドの「SPORT HYBRID i-MMD」搭載車は25km/L超えの優秀な数値です。
力強いエンジンながら低燃費を実現できる新型CR-Vは、街乗りSUVとしての魅力を高めており、マツダ CX-5などのライバル車にぐんと差をつけそうです。
新燃費基準 WLTCモードについてはこちら
WLTCモードとは?新燃費基準のJC08モード燃費からの変更点
PHVモデルやディーゼルモデルが登場する予定は?
新型CR-VはPHVモデルも出る!?
次期モデルにはPHV(プラグインハイブリット)システムが搭載されるという予想があります。欧州での販売を念頭に入れて開発されることは、現在の販売実績から見てもほぼ確実です。
したがって、排ガス規制の厳格な欧州での情勢をホンダとしても考慮しないわけにはいきません。そのため、PHVが導入される可能性もあります。
ホンダ新型CR-V「ディーゼルモデル」は日本で発売されない模様
ホンダのプレスによれば、公開される新型CR-Vはガソリン車とハイブリッド車のみで、ディーゼルは含まれていません。そのため、クリーンディーゼルモデルは日本で発売されないと考えてよいでしょう。
欧州市場において現在発売されている新型CR-Vはクリーンディーゼルエンジンを搭載しており、非常に高い評価を得ています。日本に導入すればマツダ CX-5のライバル車種になると思われますが、そうではないようです。
日本にディーゼルモデルを導入するためには、日本のディーゼル規制の基準をクリアする必要があり、そのためには莫大ば費用がかかってしまいます。
先進安全運転支援 ホンダセンシングを標準装備
新型CR-Vにはホンダの予防安全装備「ホンダセンシング」が標準装備されます。
ホンダセンシングの主な機能は以下です。
①衝突軽減ブレーキ(CMBS)
②誤発進抑制機能
③先行車発進お知らせ機能
④標識認識機能
⑤車線維持支援システム(LKAS)
⑥アダプティブ・クルーズ・コントロール(ACC)
⑦路外逸脱抑制機能
⑧歩行者事故低減ステアリング
⑨渋滞追従機能付ACC
ホンダセンシングについてはこちら
ホンダセンシングとは?実際どう?導入実績や評判まで徹底調査!
ホンダ新型CR-V カスタムパーツも登場
無限カスタム スタイリングイメージ
ホンダ車カスタムを専門とする2大メーカー「無限」と「ホンダアクセス」から、新型CR-Vのカスタムパーツが発売されました。
都市型SUVであるCR-Vに調和する上質感・高級感を引き立たせる魅力的なスタイリングをコンセプトにしています。「無限」と「ホンダアクセス」のカスタムの方向性は、”イメチェン”というよりは”ランクアップ”という表現が適しているでしょう。
ホンダ新型CR-Vのカスタムについてはこちら
ホンダ新型CR-Vカスタム情報!無限やホンダアクセスのエアロパーツや内装カスタムを紹介
ホンダ CR-Vの中古車価格はどうなる?
最新「CR−V」中古車情報!
ホンダ CR-Vの中古車価格は、新型発売により大きく変動するということは考えにくいです。
CR-V自体の国内人気はそれほど高くないため、中古車価格相場もそこまで高くありませんので、2016年に販売が終了した先代モデルについても、このタイミングで価格が大幅に下がるということはないでしょう。
ライバルはCX-3やエクストレイルなど強豪ばかり
マツダ CX-3
新型CR-Vはとても魅力的な車になると期待できますが、投入される市場は非常に人気が高いと同時に、ライバルが多いです。
筆頭ライバルとして、まず浮上してくるのは販売が好調な三菱 アウトランダー。そのほかにも、マツダのCX-3、CX-5や、日産のエクストレイルHVなど、挙げればきりがないほどです。
ホンダのSUVの中では超大人気のヴェゼルの影に隠れて、これまでさほど注目されて来なかったCR-V。日本では販売終了になってしまいましたが、新型CR-Vはホンダの中ではサイズも大きく、かつハイブリッドもラインナップするとあって、期待できます。
今後も、WildWestAdzではホンダの新型CR-Vハイブリッドの最新情報を随時更新します!
その他のホンダの新型車種についての情報はこちら!
ホンダの新型車・モデルチェンジ 計10車種全情報【2018-2019年最新版】
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